GUIDE

診療案内

Dr.
獣医師
後藤 匠
後藤 匠
ごとう しょう
※毎月一回(第4土曜日)腫瘍科の専門外来を担当いたします。
[経歴]
日本獣医生命科学大学獣医学科卒業
2012-2014年 東京都開業動物病院勤務
2015-2019年 岐阜大学動物病院(腫瘍科)勤務
2018年10月 第1種放射線取扱主任者試験合格

[出身地]
東京都中野区

[学術論文]
Hypofractionated radiation therapy in the treatment of canine thymoma: retrospective study of eight cases. Veterinary Radiology and Ultrasound 2017:613-620.

[学会発表]
犬の悪性グリオーマにおける術後放射線治療の有用性に関する予備的研究(最優秀賞)、第20回日本臨床獣医学フォーラム年次大会2018.
[学会発表]
満細胞腫に対する分子標的薬の適応
 CAP(緑書房),No.327,27-36,2016.
ホームドクターが知っておくべき放射線治療の使いどころ
第2回 Case1:猫の鼻腔リンパ腫
 CAP No.341,64-67,2017.
第4回 Case4,5:犬の頭頸部扁平上皮癌
 CAP 343,58-66,2018.
第8回 Case10,11:犬の脳腫瘍
 CAP 347,98-102,2018.
第10回 Case13:犬の胸腺腫
 CAP 349,103-105,2018.
犬と猫のがん緩和・支持療法とがん看護
第3回 緩和的放射線治療
 CAP No.346,96-103,2018.

[趣味]
釣り、猫と遊ぶこと

[ひと言]
がんの治療についてお困りのことは何でもご相談ください。

ABOUT

がん・腫瘍科について

ペットにも腫瘍疾患(がん)は増えてきています。
獣医学の発達とともにペットの高齢化も進み、わんちゃん・ねこちゃんにも腫瘍疾患(がん)が増えてきています。
犬や猫の腫瘍は、平均的に8歳(人で言うと約50歳)から増加し3頭に1頭はがんで死亡しています。愛するペットが「がん」と診断されたら、飼い主様にとっては大変ショックであることは想像に難くありません。
しかし、「がん」と一口に言っても種類も様々、そして治療法も様々です。完治が期待できるものもあれば、治療が困難で短期間で命にかかわるようなものまで様々です。
金沢クラーク動物病院では、がんの診断には非常に有用な検査機器であるCTを備えており、より正確な診断・適切な治療を目指しております。

ABOUT

がん(腫瘍)とは?

がんは、もともと身体の中にある正常な細胞がなんらかの原因で突然変異したものです。多くは加齢と共に皮膚、筋肉、骨、内臓など様々な部位にできものができることがあり、そのできものを「腫瘍」と呼び、さらに良性・悪性と分類されます。一般的には、「悪性腫瘍 = がん」と表現します。
がんの原因を特定できることは稀ですが、人のがん同様、遺伝や食餌、化学物質や放射線、ある特定のウイルスなど様々な要因があげられています。良性・悪性、転移の有無や腫瘍の浸潤度合(拡がり)などによって病気の経過や治療が違ってきますので、診断がとても重要になります。

INSPECTION AND DIAGNOSIS

検査・診断

01 一般身体検査
腫瘍の形、大きさ、色、自潰の有無などを確認します。また触診により、腫瘍の硬さ、周囲組織との固着などを確認します。
02 血液検査
血液・リンパ系の腫瘍、また腫瘍の発生した部位に応じた血液検査項目の異常を確認します。
また腫瘍の影響による貧血や白血球数の異常、高カルシウム血症や低血糖などがないか確認します。
03 レントゲン撮影
内臓や骨など肉眼上で確認できない部位の腫瘍を確認します。また肺への転移の有無も確認します。
04 超音波検査
内臓(特に胸部、腹部臓器)の腫瘍の確認や、周囲組織との関連性を確認します。
05 CT検査(麻酔下にて)
レントゲン、エコーでは確認できない腫瘍を確認するためや、腫瘍の状態をより詳しく調べるためにCT検査を行います。
特に腫瘍を手術で切除する場合、事前に最善の手術計画を立てる際にも非常に有効です。
06 内視鏡検査(麻酔下にて)
消化管の中や耳の奥、膣の中などに腫瘍がある疑いがある場合、内視鏡を使って肉眼的に腫瘍の有無を確認します。
腫瘍が確認できれば、そのまま組織の一部を採材し、病理検査に出すこともあります。
07 病理検査
「細胞診」といってしこりに細い針を刺して細胞を一部取って検査する方法(基本的には無麻酔でできますが、
腫瘍の一部細胞しかとることができないため、有意な結果が得られない場合もあります。)と、
「組織検査」といって、しこりの一部の組織をとって検査する方法(必要に応じて麻酔をかけます)があります。
いずれも病理検査センターに送り、病理専門医の診断を受けます。結果が出るのに数日かかります。

TREATMENT

治療

1.外科治療 手術による腫瘍の切除を行います。手術は根治的手術と緩和的手術に分けられます。根治的手術では、腫瘍の根治を目的とし腫瘍の完全な切除を行います。緩和的手術では、完全な切除が不可能な腫瘍や、転移が存在する腫瘍の局所管理のために、緩和目的で行われます。
2.化学療法 抗がん剤による腫瘍の治療を化学療法と呼びます。注射や点滴、飲み薬などがあります。
リンパ腫、白血病などと言った腫瘍では化学療法が治療法の第一選択となります。
また、さまざまな腫瘍の手術後の補助的治療としてや、放射線治療との併用治療としても化学療法は行われます。化学療法は外科手術や放射線治療と異なり、全身への治療となるため転移の防止といった面で重要な役割を果たします。
ただし、化学療法は腫瘍細胞だけでなく分裂の盛んな正常な組織(骨髄,消化管上皮など)にも障害をおこすため、血球減少症や嘔吐、下痢などを起こすことがあります。
3.放射線治療 高エネルギーの放射線を腫瘍に照射し腫瘍細胞を破壊します。頭蓋内や鼻腔内など手術が困難、もしくはQOLの低下が著しいと判断される部位の腫瘍の場合や、化学治療(抗がん剤)での反応が期待できない場合に選択されます。
放射線治療を行うには特殊な装置が必要であり、適応となる場合は大学病院への紹介となります。
1~3の治療が一般的ですが、近年、分子標的薬や免疫療法などの新しい治療法も取り入れられるようになってきています。
腫瘍の種類や動物の~症状に合わせて、様々な治療を組み合わせて行う場合もあります。

ADAPTATION

適応例

リンパ腫 白血病 多発性骨髄腫 脳腫瘍
髄膜腫 下垂体腫瘍 メラノーマ
(悪性黒色腫)
脊髄腫瘍
肥満細胞腫 組織球種 扁平上皮癌 血管肉腫
線維肉腫 腺癌 平滑筋腫 移行上皮癌
乳頭腫 乳腺腫瘍 炎症性乳がん 肛門周囲腺腫
脂肪腫 脂肪肉腫 マイボーム腺腫 耳垢腺癌
肺癌 口腔内腫瘍 食道がん 胃がん
十二指腸がん 大腸がん 卵巣がん 子宮がん
膣の腫瘍 肝臓がん 腎臓がん すい臓がん
脾臓腫瘍 膀胱がん 骨肉腫 副腎腫瘍
インスリノーマ 甲状腺腫瘍 上皮小体腫瘍 精巣腫瘍
セルトリ細胞腫 セミノーマ 前立腺腫瘍 可移植性
性器肉腫
胸腺腫 皮膚型リンパ腫
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